新年で気になった日本のニュース:宮崎県知事のコロナ陽性を巡る報道
大晦日→喉の痛みが出る、元日→初詣、2日→陽性発表
報道では2点について問題視している。
1)喉の痛みがあるにも拘わらず、初詣に出かけた
2)陽性の公式発表後、地元紙に知事が初詣に出かけたことは伏せた
もうこういう報道は、いい加減止めたらどうなのでしょう。パンデミックを丸3年経験しても、いつまでもこんなこと報道している日本はどうなってしまうのか心配です。他人がとやかく言い過ぎるから、マスクもいつまでもとれないのだ。
ある欧州の国では当時感染拡大がひどい状況下、政府が国民に他人との集まりを自粛するよう呼びかける一方、首相自らが自分の誕生日パーティーやクリスマスパーティーまで開いていたことを、まだ覚えておられる方も多いだろう。あれはやり過ぎだったと言えるが、まだ陽性になっていない時点で初詣に出かけたくらいで、メディアが週刊誌的にワーワー騒ぐことはないのではないか。
初詣に出かけたことを伏せていたことについては、では、”初詣に出かけた”と発表したらどうなる。発表したらしたで批判は出る。もしかしたら、伏せたことよりも、もっと批判が出るのではないか。知事は処分される必要はない。県民のために尽くせばそれでよいのでは。