ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

娘がコロナ感染し、保健所から手紙が届く

今週うちの娘(11才)は辛い一週間を過ごしている。土曜日に行ったPCR検査で、コロナ陽性が確定。そのため、現在自宅待機を強いられているのだが(日本のように療養ホテルなどありません)、症状が出たのは幸い1日目だけで、2日目からは熱も他の症状もなくピンピンしている。昨日一昨日にお友達が退屈しのぎの工作グッズなどを差し入れに来てくれた。困っているに助けてくれるのが真の友。ありがたやー。

今回特に助かったのが、濃厚接触者である夫と私、そしてクラスメートも隔離を免れたこと。私ら保護者はブースター接種もしているので隔離対象外。日用品の買い物にも困らないし、夫も普通に仕事をしている。また、学校ではクラスに一人でも陽性者が出ると、一週間に亘り毎日抗原検査をすることにより拡大を防ぐ対策が取られている。

 

陽性と判明して4日目がたった今日、地元保健所から6枚にも及ぶ分厚い手紙が届いた。こと細かな規則や注意点について記してあるのだが、それらは学校からの一般的な通知で知っていたので、わざわざ感染者ごとに保健所がこのような手紙を送っているなんてご苦労様だ。

しかし、一点だけちょっと不確かなことがあったが、それがこの手紙でクリアになった。それは、陽性者の隔離終了日の起算について。

規則では ”PCRで陽性の場合、7日目以降でPCRまたは抗原検査で陰性となれば、隔離を終了することができる”となっている。

PCR検査は結果のお急ぎ度に応じて値段が異なり、娘には急がない無料プランにした。土曜夕方に検査→週末を挟んだので、月曜夜9:30に結果がメールで届いた。一方、エキスプレスプランにすれば、同日の数時間後に結果が出る。このように結果の受領日が異なるため、結果が判明した日から起算すると、PCRに幾ら支払ったかにより、隔離期間が違い不公平が生じる。それに、結果報告書には検査日しか記載がなかったので、私はてっきり検査日を0日として、翌日から数えて7日目に隔離終了とできると理解していた。

ところが、保健所から届いた手紙には、”1月〇日以降に再度テストして、陰性であれば隔離は終了します”と具体的な日付入りで通知があり、この日付は私が思っていた日より2日も遅く、陽性が判明した翌日から起算した日だった。結局、早くて検査日から10日目に隔離終了できるようだ。娘よ、ゴメン。検査に100Euro払えば、隔離を2日短縮できたかも。

それから、陰性証明書を保健所にメールするようとも要請があった。

娘ちゃん、あと3日半の隔離頑張れー。日本に行ったら、狭いホテルの部屋で6日間の隔離なんだからね。