ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

パリに行くため早退する件について校長先生へお伺い

 

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週末を挟む連休にパリのホテルはなんとか押さえものの、その日程で電車も飛行機もとれない!と窮地に陥いり、唯一見つかった電車の空席は、一日前倒しで出発することだった。

しかも、地元駅の出発時刻が、娘はまだ授業中の時間帯だった。

 

夫と見つめ合い、どーする・・・?となったが、

夫が、もうそれでいい!何とかなる、大丈夫!と押し切り、(えっ、大丈夫じゃないだろう、授業あるじゃん!)と思いつつ、その接続で切符を発給してもらった。

 

数日後。娘が学校から帰宅すると、担任が連休前日の授業を早退する人は、校長先生宛に手紙を書くようにクラスで周知されたとのこと。

周知されるということは、そういうことする人はきっと我が家だけではないはず。

(ドイツでは通常、病気や通院などで授業を欠席する場合は、様式が用意されている連絡帳のようなものはなく、保護者から担任の先生宛に手紙を書く。なお、様式は自由。)

 

休暇の数日前。夫が校長先生宛に以下の内容で手紙を打った。

”娘は来学年、第二外国語の授業でフランス語を選択しました。そのため、x日からフランスに行きますので、ついては、5時間目と6時間目を早退させて下さい。”

フランス語を勉強→フランスに家族旅行→授業早退というロジック、言い訳がまかり通るのか?もし、スペイン語を選択していたら、何て書くんだ?普通そんな言い訳が通るわけないっしょ。でもここドイツだから、まさかのことが起きるかも・・・。

夫が大丈夫だから!と言うので、首をかしげつつも私のサインを入れて、娘に持たせた。

 

出発当日朝。

学校から一通の手紙が届いた。それは、まさかの校長先生から直々のお返事だった。

”あなた方の娘が○日5時間目と6時間目を早退することを認めます。”

と記載されていた。

これを持って、私たちは晴れ晴れとしてパリへ遊びに行くことになった。(^O^)