ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

子供の英語学習

現在ギムナジウム5年生の娘は、小4から学校で英語の学習を始めた。小4では身近な語彙を学んだりと口語中心で、一応テストはあるが、あくまでもミニテストのような位置付けで、文法については習っていなかった。

8月にギムナジウムに入学し、本格的な英語学習がスタート。

文法はおいておき、とりあえず英語で自己紹介ができるようになったところで、

・ I - my の関係

・ be 動詞

・  there is/are

・ 位置を表す前置詞 (in, on, under...など)

・ have got

・ 不定冠詞、冠詞  ←現在ここ

3ヶ月弱でここまできた。なんとまあ、進みが速いこと!!

英単語の多くに母国語でも相応する単語がある話者は、英語の学習速度がこんなに速いんだと感心した。

そりゃあ、ヨーロッパ言語話者より3倍も4倍も勉強しないと、我々日本人は英語上手くならないよなーと改めて感じた。

昔幼い娘に、私が言う a Happy New Yearは、耳のearになっている、と爆笑されて悔しい思いをしたことがあった。

気になったのは、現在完了形のhave got がもう出てきた点。

I have a car.と言うところを、I've got a car.と習っている。

後で出てくる動詞 haveとは疑問文の作り方も違うので、ごちゃごちゃにならないといいけれど。

そして先日、初回の英語のテスト(中間テストのようなもの)がありました。

問題を見ると、自分(私)の中学一年生の英語のテストより遙かに難しいー!

絵を見て自由に作文する問題や、コレ、本当に習い始めて数ヶ月の子がやるテストですか?という長文読解もあった。問いも英語で書かれているので、それが判らないと何聞かれているのかさえ判らない。

テストが返却されると同時に、英語の先生から保護者宛に手紙が添えられた。

”文法の理解が足りない子供が一定数います。授業毎回、I am, You are, He(She) is.... と書かないといけません。家庭でもっと勉強させて下さい。”とのお願い。

ああ、さすがドイツ人でも皆が英語が最初から得意というわけではないんだ、となぜか親近感を覚えた。