娘が来学期の第二外国語の授業でフランス語を選択したため、4日間の連休でフランスへ行こう!ということになった。ストラスブール(→行ったことある)、シャンパーヌ地方(→シャンペン飲まないし)、ロワール地方(→代表的な古城一つ見れば十分)など検討を重ねたが、やっぱりパリでしょっ!!ということになった。
ドイツ鉄道のサイトで検索したら、ドイツ西部の幾つかの街から、ドイツの高速鉄道ICEかフランスのTGVでたったの2時間半~3時間程度でパリへ到着することが判って仰天した。
まず、先週末本腰入れてホテルを検索始めたものの、何かの間違えじゃないかという料金しか出てこない(たったの3泊で4000Euroとか)。しまった!遅かった。さすが花の都パリ。コロナ禍で長い間我慢を強いられてきた私たちは皆、旅行に行きたくて行きたくて仕方がないのである。
パリ中心部は無理ということが判り、某大手チェーンホテルで残り4%の空室状況の中、急いで郊外の空室をなんとか押さえた。
さて次は鉄道だ。
ドイチェバーンのサイトを見る限り、まだ残っている模様。幾つかピックアップして、週明けに夫と最寄りの駅カウンターへ出かけた。
しかし、ここからが悪夢の始まり。
なんと、私たちが予定していたドイツの自宅⇔パリへの移動日が往復共に終日全部、本当に全部売り切れで残席なし!!と言われた(ドイツ⇔パリは全席予約要)。
ガーン・・・・途方に暮れ言葉を失う私たち
もうホテルを押さえて、キャンセル不可で支払いも済ませちゃった・・・。
ホテルだけとって、移動手段が確保できないってアホじゃない。ホテル代はドブに捨てるのか?
私はどうしても諦めきれず、もう一度カウンターに並んで、
”(スマホ見せながら)でも、ネットには値段も表示されているし、選択できるようになってますけど(=残席ありという意味ですよねー)”と尋ねると、
”あー、それ、もっと画面が進んだら、満席て出てくるんだ”
ガーン・・・(@_@)(@_@)
(もっと早く”満席”と表示してくれー!)
うなだれる私たちにチケット売り場の人は、
”フランス国鉄SNCFのサイトは見てみましたか?割り当てがあるから、ドイツでは売られていないチケットがまだフランスでは残ってるかも知れませんよ”とアドヴァイスをくれた。
一縷の望みを抱き、すぐにSNCFを検索してみたけれど、不幸にも私たちの移動日に往復ともに全てのクラスで残席を見つけるのは厳しかった。
そこで私たちはその足で、一番近い旅行会社へ行き、飛行機でパリに行ける可能性を聞いてみた。しかし、法外な値段でダメダメ。パリ往復の値段が、子供と日本に帰れる値段と同額だった。
残る選択肢としては、
・車で行く
・移動日を変える
・目的地を変更、パリのホテル代はドブに捨てる
この三つしかなかった。
続く
さて、果たしてパリ旅行は実現するのか?