ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

今年のXmasマーケットは入場料徴収

足下、コロナの感染拡大が止まらない中、今年のXmasマーケットはやるのか、やらないのか、そろそろ決まる頃だとは思っていたけれど、昨夜耳にした町のニュースは、私の予想外の決定事項だった。

今年の町のXmasマーケットは入場料を徴収!!!! (゚д゚)

12-16時は1Euro、17-21時は2.50Euroもとる

(但し13才以下の子供は無料)

そして、その入場チケットを町の観光案内所などで買ってからでないと、マーケットに入場できない。11月1日からそのチケットが予約開始になる。

"予約"て、野外だから天気にも関係すると思うんですけど。

そもそも、事前に予約したりチケット買いに行くのが面倒だ。単に気分で今日行ってみるか~と気軽に行けなくなるのか。

日本でいうと、今夜地元の夏祭りだから家族や友人とちょっと行ってみるか程度のノリで行くような場所なので、入場料を払うくらいなら、さっさと家へ帰って温かいお茶でも飲もうと私なら思う。

更に、これまで町の3カ所(それぞれは非常に近い距離)で行われていたXmasマーケットが、各所離れた広い場所で開催される。そして、昼間の時間帯、夜の時間帯それぞれMAX3000人の入場者制限をする。16-17時は一旦閉められ、入替制のようだ。

それらは、密を避けるためで理解できる。

それでも、入場料徴収するのは別の問題に思えるけど。

出入口で入場券をチェックする人を雇ったりして費用がかかるのは判るけど、入場料を徴収するくらいなら、飲食代を少しだけ値上げした方が心理的にはずっとよい。

日本だったら暇なお年寄りがこの決定に対して区役所に文句言う電話をしそうだが、私が暮らす町の市民はベルリンのように行政のコロナ対応に対する派手な反対デモもなく大人しいので、案外静かにこの決定を受け入れるのかも。

それにしても、今年のXmasマーケットは大コケしそうな予感。やるだけマシなのかも知れないけれど。ドイツの他の都市のXmasマーケットは、今年はどうするのだろうか気になる。

IMG_20191215_172943.jpg

ピラミッド(中央のタワー)は今年はないかも!?