ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

コロナ禍で強行したクリスマスマーケットも終盤

先月末から始まった町のクリスマスマーケットも今週で終わる。スタート前は本当に開催するのか最後の最後まで判らなかったが、なんとか最終日まで保ちそうだ。始まった頃、お店の人が”明日もここにいるか判らないよ・・・”とぼやいてたのがウソのようだ。お店の人でさえ、明日も店を開けらるのか判らなかった。

新規感染数は少し下降したものの、劇的に回復したかというとそうではなく(やっぱりロックダウンしないと劇的回復は無理だと証明した)、むしろ、今後オミクロンがどのような状態をもたらすのか、ロンドンの状況を見ると、不安を抱えながらのクリスマスを迎えることになった。

私の町では、屋台で何かを買う度に(たった一杯の飲み物を買うときでさえ)、ワクチンパスと身分証明書の提示を要求され、正直面倒臭かった。それに、混雑や各種規則のチェック体制に対して批判がなかったわけではない。いつ中止になってもおかしくなかった。

それでも強行した市長さんの判断はよかったと思う。クリスマスマーケットでクラスターが起こったという話しも聞かなかった。最も、ドイツでは日本のように(?)どこで何人のクラスターなどと、細かな情報が流れてこないので、皆が知らないだけかも知れないが。

2年もの間あれこれ禁止事項だらけで、この時期は他の町のクリスマスマーケットを訪れたりする人もいるけれど、大抵の人はどこも行かずに我慢しただろうし、極寒空の下、他に楽しめることもないから、つかの間クリスマスマーケットで気を紛らわすことが出来た。

むしろ、クリスマスが終わった後、1月から春までが精神的にキツイ。

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