ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

パンの値上げがひどく、この際買うのを止めた

ドイツ人が胸をはって誇る(唯一の)食べ物といえば、パンだろう。

アンパンマンの顔のような大きな丸形で500g-1kgくらいある茶色のパンが主流だ(四角いパウンドケーキの形をしたパンもある)。地元の大型チェーンのパン屋さんが2軒あり、交互に買っていたが、好きでよく買っていたパンの値上がりが近年激しく、2,3年前は2.50Euroだったハズだが、ある日いきなり2.70Euro→2.90Euro→ついに3.10Euroまで上がった。予告もなくある日いきなり値段表示が変っているからびっくりする。ウクライナの戦争の影響で、今後も値上がり傾向は続くだろう。

500gのパンだと家族3人で食べたら2日で食べ終わる。3Euroを越えると、さすがに週2、3回気軽に買える値段ではなくなったので、この際買うのを止めた。そして、毎朝オートミール(Haferflocken)を食べることに変えた。オートミールはドライフルーツやナッツなどのトッピングが入って売られているものもあるが、何も入っていないものは500gで1Euro以下で売られている。私はそこへバナナとヨーグルトも入れ、荒く砕いたナッツときな粉を振りかける。バターやジャムを塗ったパンよりもヘルシーで安上がりの朝食だ。

そして、日曜日だけはBrötchen(ドイツの小さめのパン)を買うことにした。そしたら、日曜日のパンが急に贅沢品に思えるようになった。

今年は食品が全般的に値上がりすることが予想されている。家計を工夫する必要があるのかも。