ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

今日からマスク着用義務の撤廃

今日からマスク義務が撤廃された。

(但し、病院や医療介護施設、公共交通機関においては引き続きマスク着用が継続。)

しかし、まだ日に20万人の感染者、200人の死者が出ている足下、マスク廃止する理由なんてこれっぽちいもないんじゃない?て多くの人が思っているのでは。

今、廃止する理由て何だろう?単なる政治的な理由?

 

ここ最近は多くの場所で形がドナルドダックみたいな『FFPマスク着用のみの入店』が許されていた。FFPマスクの指定も、政府は不織布マスクと比較した科学的なデータを示して、「FFPの方が〇%も防止効果が高いから不織布マスクではなくFFP着用のこと」なんてことは言ったことは一度もなく、ただ単にFFPマスク信仰のようなところがあった。FFPマスクは1個1Euro近くもするが、娘はすぐ無くしてきたりすることもあったので、その点ではマスクの素材指定が廃止されるのはよかった。

 

それに、レストランやカフェに着席した途端、マスクを外して普通にお喋りをする一方(日本のように”黙食”なんてのはない)、トイレや出口へ向かう時だけ、人がいようがいないに拘わらず、一律マスクをしなくてはならなかったので、この点も今後は自己判断で臨機応変に対応できる。

 

今朝ショッピングモールに週末の買い物に出かけたら、マスクしていない人は私の予想より多く、ざっと見、マスクしている人としていない人が半々くらい。気温が上昇し、春爛漫な日や初夏を思わせる日にはマスク率も急激に下がるのではないか、というのが私の予想。