ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

健康な友人が順番を飛ばしてワクチンを接種

やっと春らしい日が来ました。4月に入ってもダウンコートを離せないくらい肌寒い日が続き、一旦咲いた水仙が凍えていました。これだから、北ヨーロッパでは春のお洒落なんて楽しむことができない。大体、寒いか暑いかのどちらかだ。

GWに東京、大阪とその隣県に再び緊急事態宣言が出るかも、との記事を目にし、その地域の住民や働く人たちの ”またかよ!! 何度目だよぉー(`o´)!”の落胆や怒りの声が今にも聞こえてきそうだ。

でも、12月からずーっとロックダウンが解除できないドイツ、ロックダウンと緩和を繰り返すフランスや欧州諸国を見ると、日本でも緊急事態宣言を繰り返すのは、もはや至極当然のことに思える。

結局のところ、ワクチンにかかっている。

昨日、親しくしている中国人の友人(40才前後)からメッセージがあった。

私、今日コロナワクチンの接種したんだよ!

ワクチン接種がホームドクターで可能になった時 ”中国の家族に会いに行きたいのですが、私はワクチン接種はいつできるのでしょうか?”と問い合わせたら、その時は”未定です”との返事があったけれど、最近になって急に診療所から来るように連絡があったの。そして、昨日、医師からワクチンに関して長々と説明を受けたんだ。

それで、今日Biontechのワクチン打ってもらったの。Biontechでよかったー。

2回目の接種が終わったら、航空券買うわ♪

あなたもホームドクターに聞いてごらんよ。」

えっーー、だって彼女は私より若く、至って健康な人なのに、もうワクチン接種してもらったの!?

現在、まだリスクグループの人や60才以上の人が接種しているはずなのに…

恐らく、誰か高齢者がワクチンの予約をキャンセルしたため、余りが出て、問い合わせした彼女に声をかけてくれたのだろう(親切な診療所だ)。

一方、私のホームドクターではワクチン接種はどういう状況なのか夫に聞いたら、そういえば、診療所の受付に『コロナワクチンに関する問い合わせには一切お答えできません』と大きく書いてあった、とのこと。

こりゃダメだ。私はお呼びがかかるまで、自主的に毎週一回コロナテストをしつつ、これまで同様、感染に十分注意するしかないのだろうか。

しかし、友人みたいな例もあるので、待っているだけではなく、自ら動いてホームドクターに問い合わせてみてもいいだろう。