ドイツ鉄道でのトラブルとまさかの対応
夏休みが目前に迫っている子供達は、最近お出かけやイベントが多い。自分の子供時代を思い返してみると遠足、社会科見学、修学旅行などはいつも学年全体で行ったが、ドイツではクラス単位で出かける。大きい子供は、行き先を学級内での話し合いで決める場合も多い。行き先によって多少の不公平感が出る場合でも、目を瞑る。
うちの娘(8年生=中2)、この冷夏にしては珍しく30度を超える夏日に、クラスで日帰りでFrankfurtヘ出かけた。ただ、ラテン語選択の生徒(クラスの半数)は、同日に別の遠足があったため、実際はクラスの残り半数と担任で出かけた。
Frankfurtでのプログラムを終え、帰路に就くため、帰省ラッシュの前の時間帯にFrankfurt中央駅へ戻った。
しかし、ドイチェバーンだから、予期していなかったことが起こる。
なんと、予定していた電車が運休との知らせが入った(地元駅へ向かう電車は1時間に1本しかない。超田舎!)。以後も復旧の見込みたたず、という最悪ケース。
なんでもケーブルの故障だそう。猛暑でケーブルおかしくなちゃった!? 雪降っても大幅遅延するから、極端な気温に弱すぎ(嘆)。一体、気温何度ならいいんでしょうか(笑)
ところが、帰宅できないピンチに陥った子供達に救世主が出現!
偶然、一緒にいた子供のお父さんと駅構内で会ったそうだ。しかも、そのお父さんはドイツ鉄道(ドイチェバーン)勤務。子供達が帰れない事情を知ったそのお父さんは、高速列車ICEの運転手と交渉し、特別に子供達を乗せてくれる許可を得てくれた。
・・・しかも、追加料金なしで!
鈍行電車の切符しか持っていない子供達を、追加料金なしで新幹線に乗せてくれたと考えてみて下さい。故障とはいえ、普通まずあり得ないでしょう。
同じ方面行き電車のダイヤが軒並み乱れていたため、当然ICE列車も激混み。子供達は荷物置き場の棚に寄りかかったりしてなんとか乗車。迂回ルートで時間はかかったものの、WiFiもあったし(子供達にとっては重要)、クーラーも少し効いていて、夕方には地元駅へ到着した。
一方、気の毒だったのがラテン語の子供達。ICEで帰宅した子供達と同じ頃、ラテン語の子供達が乗る予定だった電車も運休となり、猛暑の中、何時間も駅で待たされ、やっと地元駅に戻ってきたのが19時。帰宅予定は14-16時くらいだったはず。可哀想すぎる~。