ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

さらに行動制限が厳しくなってしまった

前回、順番を飛ばしてワクチン接種をした中国人の友人のことを書いたが、その日の夜と翌日ニュースで、

保健大臣の発言

6月から(高齢者やリスクグループに該当しない)その他一般へのワクチン接種を開始することを考えている

EU委員長von Leyen氏がBiontechのワクチン製造工場を訪問した時の発言

7月にはEUの成人の7割がワクチンを接種できるだろう

やったー!もうすぐその他一般にワクチンの順番が回ってくる。ロックダウンの出口から僅かな光が見えた気がした。

イギリスやイスラエルのように国民の大半がワクチンを接種しないと、ロックダウンの完全解除は今さら絶対に無理だろうから。

その一方で、これまでドイツ国内で州によってバラバラだった行動制限が、改正感染症予防法が可決され、全国統一となった。

ドイツでは地域ごとに住民10万人あたりの感染者数を7日間平均でみた指数(Inzidenz)を出し、その指数で判断している。

この法改正により、私の印象としては更に制限が厳しくなってしまった。

(以下、フランクフルト日本領事館HPから日本語訳を抜粋)

【概要】

過去 7 日間の人口 10 万人あたりの新規感染者数(以下「新規感染者数」)が 3 日連続で100 を超える市郡において,以下の措置が,(3 日連続で 100 を超えた)2 日後から適用

→現在、ドイツの平均Inzidenzは165(4/24日)、全国ほとんどの地域が100を越えている。

私の地域に至っては今週260-270くらい。ちょっと前は300越えてた!全国ワースト10にランクインしてるかも(?)

1 私的な集まり(接触制限)

「新規感染者数」が 100 を超えた場合,屋内及び屋外における私的な集まりは,自らの世帯に加え,別世帯に属する最大 1 人までに制限。

→ ロックダウン中の友達との直接コンタクトは、一緒に散歩するくらい。もう少し温かくなったら、自宅庭で友人を呼んでお茶を飲もうかな。

私が首をかしげたのは学校での対面授業↓

5 学校・保育施設

「新規感染者数」が 165 を超えた場合,対面授業や通常保育は禁止される。卒業年次や特別支援学級は例外である。

Inzidenz 100以上 通常の対面授業を許可。

            但し、クラス半分ずつ、週二回のコロナテスト要

Inzidenz 165以上 対面授業を禁止。自宅学習。

→165とは、一体どこから出てきた数値??

中途半端な数だし、どんな根拠があるのか調べたら、特に根拠がなかった(笑)

ただの、政治家の駆け引きで決まった数字らしい。なんなんだよー(怒)

私の地域の場合、あと100減らせないと対面授業は始まらない。こりゃ、最低3週間はかかりそうだ。はぁー(溜息)

子供達に毎日コロナテストやらせてでも、早く学校に返してあげてほしい。学習モチベーション保つの大変です。

私のピアノレッスンも早く対面式に戻って欲しい。今週のSkypeレッスンでは、ネット障害ですぐに中断してしまいました。先生に聞きたいことあったし、早く今の曲を終わらせたいのに・・・。次回は上手くいきますように。