長期間に亘るロックダウンで一人勝ちしているのが、オンラインショップ。古紙リサイクルのゴミ収集の前日に通りを歩くと、どこの収集所でもamazonのダンボールを見掛ける。
ヨーロッパでも春めいた日が見られるようになったが、遠出禁止の下、出かける予定などないくせに、細やかな楽しみとして春物のファッションはチェックしていた。
昨日UniqloドイツのHPを見ていたら、ヘッドラインに
『3月から返品が有料になりました』の文が目に飛び込んできた。
ガーン!(゚д゚)
幾らかというと、一律2.95Euroかかるそうだ。店舗で同価格のものと交換することは可能だが、店舗でオンライン商品を返品・返金処理はしないとのこと。
しかし、Uniqloはまだ大都市*にしかないし、私が暮らす町にはやっとH&Mがあるだでけで、ZARAさえもない。だから、オンライン頼みなのだ。
*10店舗中、6店舗が首都Berlinにある(2021.3月現在)
Uniqloがドイツでオンラインショップを始めて以来、私はそりゃあもうヘビーユーザーとして利用してきたが、残念ながら1/4くらいは返品していた。やっぱり実際手にとって着てみないとね。
ドイツの多くのオンラインショップでは、購入者の都合による返品は、無料で行われるもんだから、それが当たり前だと思っていた。それが、有料になるのは利用者としては非常に残念だが、よく考えれば、返品にも宅急便の料金がかかるし、今まで無料だったのがおかしかったのかも。
メーカーが返品代金を負担してくれていたが、長引くパンデミックで状況が厳しくなったのは容易に想像できる。ただ、消費者としては無料→2.95Euro負担の心理的には大きい。
日本のUniqloオンラインでの返品はどうなのか見てみたら、イメージやサイズ違いによる返品は、やはり購入者負担になっている。
因みに、ファッション系Espritのオンラインは、負担送料が僅か0.99Euro、後払いも可能、返品も無料、と条件としてはとてもよい。それでも、EspritかUniqloかと聞かれたら、私はUniqlo派だ。