ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

貰って困ったクリスマスプレゼント

今年85歳になったクセのある義母からのクリスマスプレゼントは、正直言って、ちょっと困ったものを貰うことが多い。頑張って消費しなくてはいけない食品だったり、クリスマス祝日が明けると返品や交換するものだ。満足しているのはあげた本人だけ。

何度も「私たちに事前に聞いてください」とお願いしているが、聞く耳持たず。或いは、忘れるか。それともサプライズしたいか。サプライズして吉と出ればよいが、大抵は凶と出る。

そんな、【貰って困ったプレゼント 4選】

1. ハムの塊(1.5kgくらい) 賞味期限が数日後

賞味期限が直ぐ来る物、本当止めて欲しい。家族3人しかいないので食べきれません。それにスライサーも持っていません。友人2家族に配ってなんとか消費した。

2. 乾燥牛肉の塊(1.5kgくらい)

ハムの件から数年後経った去年は乾燥牛肉。オシャレなビーフジャーキーみたいなの。イタリア料理の前菜で、薄くスライスされた乾燥牛肉を、おろしたパルメザンチーズとオリーブオイル、黒胡椒を振って食べる洒落た料理があるが、その肉の塊を貰った。本当にこんな量どうするんじゃ!?と困惑したが、食べたら意外に美味しかった。・・・けど、こんな量要らんわ。

子供はこんな洒落た物を食べないし、そうもそもこういう肉は、前菜につまむとか、ワインと一緒につまむとか、少量食べるもの。あなたこれ貰ったら全部食べれますか?て義母に聞いてみたい。これも家族が多い友人に貰ってもらった。

3. ヴァイオリンの楽譜

孫がヴァイロリンを習っているからって、レベルとか知らないくせに、勝手に楽譜買ってこないで下さい。しかも、有名な曲集とかじゃなくて、思いっきり子供の超初心者向けの練習用楽譜でした。返品が面倒です。

4. 大きさが合わないテーブルクロス

正方形のテーブルクロスを貰ったが、うちの食卓テーブルはオヴァール(長円形)です。買うとき大きさとか考えないのかな。しかも、出かけた先の遠くの町で買ってきたので、返品もできず、ずっとしまい込んでいます。いつか蚤の市で売ります。

友人の義母は、息子に毎年パジャマを贈っていたそうだ。恐らく、お母さんから何がいいか聞かれてパジャマと答えた年があったのだろう。その情報が保存され、それ以降、毎年パジャマ。何組ものパジャマがタンスの中で積み上がっているそうだ。どの家庭でも、似たような話あるあるなんだ。