ドイツ、ギリシアから難民1500人を受け入れへ
ドイツという国は、
・天気が悪い、夏以外は日照不足
・教育水準は悪くもないけど、とりわけ優秀な訳でもない
・幼稚園や学校の先生の休みが多すぎる
・授業に飼い犬を連れてくる先生がいる
・どこにでもあるような本棚を家具屋で買ったら、手元に届くまでに約4週間もかかった
・書類や事務が煩雑
・電車が15-20分遅れるのはもはや普通
・郵便局の窓口はいつも長蛇の列
・レストランの食事は可も無く不可も無くの程度
・・・・キリないから、この辺りで止めておこう。
悪い点ばかりズラっと書いたが、昨日はおおっ!!と、この国をポジティブに、いや、誇らしくさえ思うことがあった。
それは、
ギリシア・レスポス島で劣悪環境にいる難民(主にアフガニスタンとシリア難民)1500人もドイツで引き取ることを決めたこと。
また、これとは別に、病気の子供とその家族も受け入れる。
保護者が同行していない未成年者150人の受け入れを先日すでに発表していたが、追加措置だ。
どの国もコロナ押さえ込みに四苦八苦している中、新たな集団がやってくれば、多かれ少なかれ新たな感染者が出るだろう(実際、難民キャンプでも感染者は出ている)。そんな中で、1700人近く引き取ると決めたドイツ政府の英断は、さすが!エライ!これこそ成熟した大国の役割だと思う。こういう積み重ねで他国からの厚い信頼を得るのだろう。
ドイツはちょうど5年前に大量難民を受け入れた実績も経験もある。今回も、
"Wir schaffen das!!"(私たちはできる!←メルケル首相が当時、難民受け入れる決断をした時に放った言葉)
他のEU諸国も続くことを願う。