ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

2週間以内に渡航歴がある方はご遠慮くださいって・・・

海外居住されている方で、この夏○年振りに帰省される方も多いのではないでしょうか。実は、私もその一人。

最近日本でのアレコレをネット検索するようになった。そして、コロナ前に娘と一緒に行って楽しかった、とある娯楽施設にまた行きたいと思い検索した。

施設内でのコロナ対策のページを読み進めていくと、ちょと信じられないことが書いてあった。

2週間以内に帰国または渡航履歴がある方、および該当者と濃厚接触がある方は入場をご遠慮いただきます』

 

これ本当に最新の情報なのでしょうか?

厚労省での水際対策において、現在入国者は基本入国後7日間の待機となっています(待機短縮の例外あり)。待機期間中に特に何も症状がなければ、8日目からは自由の身なのです。

それなのに、なぜ2週間も施設利用ができないでしょうか?

外国からの渡航者だけが施設へウイルスを持ち込むのでしょうか?

 

しかも、私は実家に身を寄せるため、私の家族が濃厚接触者になり(感染してもいないのに、濃厚接触者という呼び方は止めてほしい)、家族も当該施設を一定期間利用できない。

日本政府は確か、外国人観光客受入れ再開に向けて舵をとるのですよね。そのために、変な『実証』を行う訳です。

入国者が2週間も施設利用できなかったら、訪日客は利用できません!

これならいっそのこと、渡航履歴のある人は抗体簡易検査の陰性証明書を提出して、施設を利用した方がよっぽど気分いいです。

こういう規制は、もしかして他の施設(例えばプールや温泉施設など)でも同様なのでしょうか?

私はこの規約を読んで、日本では少なくとも2週間は兄弟や友人、元同僚とは会わないべきなのか、などと考えてしまいました。