ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

ウクライナ戦争の影響が生活に出始めた

ロシアのウクライナ侵攻から今日で20日目。

ガソリンの高騰は侵攻が始まる前から徐々に値上がりしていて、最初は給油を見送る人が大方だったが、ご存じの通り、侵略後は更に高騰し、しばらくはこの調子だろうから、見切って幾らか給油する人も増えている。

→仮に逃げないと行けないときに、ガソリンがないと車で逃げられない。

ポリタンクを持ってきてガソリンを詰めている人もいる(禁止行為です)。

 

この一週間で、他にもスーパーの棚から消えた物、品薄になっているものが出始めた。

・調理油 値段が高いオリーブオイルだけは在庫あり

・小麦粉 現在すっからかん

・イースト菌 → みんな自分でパンでも焼くの?

・トイレットペーパー

 

航空便の混乱を受けて、日本から欧州への郵便、小包がストップしているし、しばらくはアジアから食材の輸入も難しくなるのかな。キッコーマンはオランダに工場を持っているので、醤油は大丈夫そう。

ウクライナ避難民が私が暮らす町にもやってきたそうだ。

地元スーパーでは、彼らのために保存がきく食材(パスタ、缶詰類)や衛生関連の商品(オムツ、シャンプーなど)をそのスーパーで買って、そのまま寄付する運動が始まった。

私も市役所で、ウクライナ支援のヘルプとして登録をした。実際お呼びがかかるかは判らないが、もしお手伝いすることになれば、一、二語でもウクライナ語ができた方がいいだろうと思い、ググってみた。簡単な挨拶を聞いたけれど、まるで宇宙人の言葉を聞いているかの如く、後について一音も出せないくらいさっぱりだった。カタカナにもアルファベットにも書き起こせない。無理。ドイツ人がチンプンカンプンと表現するときに、まるで中国語みたいだ、と言うけれど、本当にそんな感じだった。