ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

鎖国政策、いつまで続くのか

現在、日本政府がすすめる水際対策で、オミクロン株が見つかっている国と地域からの日本入国者に対し、3日、6日、10日のいずれか日数において、政府指定の宿泊所で待機することが求められている(いわゆる『強制隔離』)。

 

ところが、師走に入り、日本へ帰国する邦人が増え、同時に、世界で見つかるオミクロン株も増えて、空港付近の政府指定ホテルが満室になっていると言う。

着陸から強制ホテルでのチェックインまで5~7時間もかかるとか。理由の一つは、強制隔離ホテルの空室が見つからないから、と言われている。

厚労省の役人に言いたい。

”あなたたちが自分の幼い子供連れて、11時間エコノミークラスでのフライトの後、7時間空港で待ってみて下さい!そして、そのまま子供と10日間のホテル隔離を経験してみて下さい。”

最近は、東京(羽田or成田)から名古屋まで隔離ホテルのためにチャーター機で飛ばされ、到着地は東京のはずなのに、なぜか名古屋で隔離生活を送るというケースも出てきた、というウソみたいな話もある。チャーター機に一体幾らかけているんでしょうか。今後は名古屋だけではなく、福岡、仙台にも飛ばされる可能性があるそうだ。

強制隔離にかかる基本的費用(宿泊代と食事代)も日本政府持ちなので、ここにもものすごい税金がつぎ込まれています。このお金、なぜ病床が確保できずに自宅で亡くなったコロナ患者さんに使わなかった?それこそチャーター機で遠い県の病院へ運搬することは検討されたのだろうか?

 

更に、私が非常に気の毒に思っているのは、こちらの記事。

www.msn.com

オリンピックは強行したのに、冬スポーツは中止ですか・・・。なぜなら、現在すべての外国人が一律日本入国できないから。日本人と結婚している外国人さえ入国できない。家族なのに。島国だからできる政策ではあるけども、こんな国、世界に他にあるんでしょうか。選手は陰性と証明されれば、競技に参加させてあげてほしかった。選手は肩を落としているに違いない。


私は現在日本国外に居住しているので上記のような考えを持っているけれど、もし日本に住んでいたら、入国者の隔離措置や外国人の入国禁止を支持していたかもしれない。