ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

Halloweenの晩は予想以上に子供が来て、娘ちゃん涙

子供が幼稚園の頃、Halloweenの晩にお菓子を貰うのに何度か付き添った。その時に、ドアを開けてくれない家庭が結構多いことを知った。

私自身は生卵を家の外壁に投げつけられて以来、Halloween熱はすっかり冷めた。

昨年の今頃はロックダウン。Halloweenの夜は、さすがに誰も来なかった。

さて、今年。足下、感染者が一週間で二倍になり、一部の地域ではアラーム警報が出ている。そのことを大人は知っているだろうから、あまり来ないだろうと読んだ。

しかし、念のため少量のお菓子は用意しておいた。

 

6時頃ピーンポーン♪ 一組目 娘と昔仲良かった男の子の妹

またピーンポーン♪  二組目 娘の同級生

Süßes oder Saueres♪(ドイツ語でトリックorトリートの意)

幼児5-6人(+付き添いの親)の大きなグループが来て、我が家のお菓子はあっけなく終了

 

すると、娘は、なんでちょっとしかお菓子を買っていないんだ!と怒り出した。だって、コロナ禍で来ないと思ってたんだもん・・・。

我が家は二つの通りが交わる角に位置しているので、どちらの通りからも、家の明かりがよく見える。明かりを暗くしてみたけれど、下に住んでいる犬が玄関前で寝そべっているため玄関の明かりをつけっ放しにしているので、子供たちが寄ってくる。

結局、夜8時頃まで7-8組くらいはやってきて、後半に来た子供達には、お菓子はもうないよ!と断った。

 

娘は全員にお菓子があげれなかったことに不機嫌で、私を責め続けた。

”他の家庭には常にグミとかお菓子が沢山ボックスに入っていて勝手に食べて良いのに、ウチはお菓子が全然ない!しかも隠してある(子供と夫が勝手に食べないようにたまに隠している)”と涙を浮かべて訴えた。

全然お菓子がないというのは誤り。グミとか砂糖の塊は買わないが、クッキーはたまに買っている。娘はチョコクリームが入ったクッキーじゃないと食べなくなってしまった。普通のバタークッキーだと文句を言い手にとらない。困ったもんだ。

 

よくウチに来るある娘の友達は、昔からいつもお菓子を持ってくる。それには私も気づいていた。ウチでも何かおやつのストックがあれば出してあげてはいるのに。

学校にお菓子を持ってくる子が沢山いるのも知っている(禁止ではない)。娘の上着ポケットからはお菓子の包装紙が出てくる。幼稚園でのお遊びもお菓子探し。イースター、クリスマス、いつでもお菓子、お菓子。

ドイツの子供、お菓子食べすぎ!

 

子供には子供の主張があるだろうが、我が家ではお昼はきちんとした食事を食べているので、基本午後はそんなにお腹空いていないはず、というのが私の主張。

うちの娘ったら、まさか、お菓子を子供に好きなだけ与える親がいい親、優しい親だと勘違いしてない?子供はあればあるだけ食べてしまう。娘にそのことが解る日が来るのはもっと後のことだろう。