ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

先生欠席の理由が犬

娘(ギムナジウム6年生)の夏休み明け最初の英語の授業は、担当の先生は休みで、代理の先生が来た。

その本来担当の先生の休んだ理由が判明した。

 

  犬が病気だったから

f:id:Hexe_Bibi:20210827031039j:plain

信じ難いけど、後日、先生本人が生徒に説明したそうだ。

飼い犬の病気は、ドイツでは先生が学校を休む正当な理由なんでしょうか?

 

この犬を私は入学前の学校のオープンデイズで見たことがある。学校で飼ってるのかと思ったら、後に娘の英語の担当になる女性の先生が、大型犬2匹とも家から連れてきていると説明があった。しかも、教室にまで犬を連れこみ、授業中、犬は時にはウロウロしているそうだ。

察するに、お留守番できない犬なんだろう。

我が家の下にもそういう犬(ゴールデンリトリーバー)が住んでいるのでよく知っている。下の住人は、お留守番できない老犬のために仕事を諦め、24時間犬の介護生活を送っている。愛犬は独り暮らしの彼女にとって、「夫」であり「子供」、つまり家族なのである。

英語の先生の犬は、コロナで学校に出入禁止、Stay Homeとなった。

(普通そうじゃない?)

結局、犬は他人にとっては”ペット”、飼い主にとっては”家族”の位置づけなので、温度差が生じる。

でも、その先生に聞いてみたい。

生徒が愛犬の病気を理由に学校を休んだら、その理由は受け入れられるのだろうか?