ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

ギリシアから帰国翌日に登校する子

娘の友達で同じ通りに住むAちゃん。Aちゃんのお父さんは地元で建設業を中心に幅広くビジネスを展開する中小企業の社長さん。自宅にサウナやプールまである所謂お金持ちだ。

夏休みの間、Aちゃんの家はいつも留守で、夏休み初日にはもういなかった。もちろん遊びに行ったのだ。

そして夏休み最終日の昨日夜8時頃にAちゃんから娘に、ついさっき帰ってきたと電話があった。

 Aちゃん家族はギリシアの島に出かけると、うちの娘から聞いていた。

まさかクレタ島じゃないよね。クレタ島だったら、高リスク地域に指定されていて、5日間の自主隔離が義務なので、明日から学校だけど登校できないはず。クレタの他にも、エーゲ海の有名リゾート島が高リスク地域リストに入っている。

 

新学期初日の今日。

学校から帰ってきたうちの娘から聞いたところによると、Aちゃんは今日学校へ来たとのこと。なぜなら、彼女の家族はクレタではなく、高リスク地域ではない島に行っていたから。

それでも、ドイツ国内ならともかく、飛行機を使って行くような人気のヴァケーション先で、その国の一部は『高リスク地域』に指定されているんだから、帰国翌日すぐに学校、というのはちょっとどうかとも思う。

夏休みが6週間もあって、しかもコロナ禍なんだから、学校始まる前の数日は自宅で感染の症状がでないか確かめた上で、登校してほしいものだ。それくらいは当り前だと思うけど。

私の娘には、今週はAちゃんと放課後にプライベートで会うのは止めるように伝え、娘は意外にもすんなり納得してくれた。