コロナ禍2年目の夏休みは、ドイツの海で(トラブル編)
ここ二週間ほどホリデーに出かけていた。
目的地は、最初の一週間はNordsee(北海)、二週目は場所を変えてOstsee(バルト海)のどちらも北ドイツの海沿いだ。
Nordseeではアパートメント、Ostseeでは義弟家族と合流したので一軒家丸々をレンタルした。
まず、アパートメント到着時早々、あり得ないトラブルで私は切れてしまった。
Nordseeアパートメントに到着したけど、部屋に入れない・・・
ハンブルクのエルベ川で渋滞にはまり、くたびれて到着。予約したアパートの管理会社は営業時間を少し回っても、私たちを待っていてくれた。
鍵を受け取り、アパートへ向かうと、そこには優に200世帯はある日本でいう大型マンションがNordseeの曇天に向かって伸びていた。
ところが、早々に問題に直面する。
①駐車場の場所が判らない。
大型アパートメントの前に広大な駐車場があって、よく見ると個々の駐車場に小さく部屋番号が記載されており、どうやら駐車場は自由ではなく、部屋番号に紐づいているらしいことが分かった。
ところが、部屋番号の順番に駐車場が並んでいないのだ!! なんでランダム!?
普通、順番でしょう!くたびれているのに、広い駐車場を探し回るハメに。


左)うちの駐車場(280番の部屋)、右)隣の駐車場(なぜか50番の部屋)
上に書かれた番号は、ただ順番に数を割り当てた駐車場数と思われる。
こんなんじゃ判らないよ~(嘆)
200世帯分の広大な駐車場から、どうやって該当部屋の駐車場を探せというんでしょう。管理会社からは何の説明もなし。ひどくない?普通、チェックインの時に駐車場はここです、と具体的に説明するでしょう。
途方に暮れていたら、ある女性が通りかかったので聞いてみると、向こうからやってくる男性(管理人さん)に聞いてみるといい、と教えてくれた。
その管理人さんは、"そのVolksWagenの車の辺りじゃないかな"、とだけ言い残し、消えていった。
頼むからココです!とその場所まで連れて行ってくれよ!こっちは渋滞にハマって疲れているんですから、お願いだー。
管理人さんを信じて、彼が示した場所を中心に探すと、ようやく我々の部屋番号が記された場所が見つかった。
ここまでで、優に30分はかかった。はあー(溜息)
私が駐車場を探している間、夫には更なる問題が降りかかる。
②入り口が判らない
200世帯もあるような大型マンションには入り口が幾つかあり、部屋により別れていた。その該当の入り口が判らずに、ここでももたもた。
管理会社は、”低い建物があるから、行けば判ります”
とだけ夫に説明した。
だけど、疲れて思考停止していたうちの夫は、そんな説明じゃ判らないんです!
それに、この大型マンションの見取り図の掲示がない。主に休暇で滞在するようなマンションなんだから、簡単な地図くらい貼りだしておいてくれー。
入り口は管理人さんに聞いて判ったけれど、部屋の場所は、両手一杯の荷物を抱えてあっちこっちと随分探した。夫はもはやテンパって冷静な判断ができなくなっていた。
それから、後で判ったことだが、鍵はどの入り口でも合致した。中は往来自由だった。(それって、安全上どうなんでしょう)
駐車場と入り口を見つけて、荷物を部屋に運び入れるまで、結局一時間くらいかかった。私はドイツ人のテキトーさと管理会社の不親切さに呆れて、管理会社に文句の一つくらい言ってやりたいくらいだった。これだけ大型マンションなんだから、 簡単な見取り図を見せながら、きちんと説明してくれるべきだと思いますけど。
海での休暇はこうして到着からトラブルに見舞われた。
続