ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

またやってしまった!レジで購入品を忘れる

ドイツにお住まいの方ならご存じだろう。スーパーやドラックストアのレジで、支払いの後、即座にその場を去らなければならない無言圧力や慌ただしさを。

日本のように支払後、商品が入ったカゴを向かいの棚に移動させ、そこで持参したエコバックに詰めるということをドイツではしない。商品を買い物袋に入れるのは、支払う場所、つまりレジの前で行う。

顧客はスキャンした商品から、どんどん買い物袋に詰めてゆく(或いは、とりあえず買い物カートにまた戻して、後で袋に詰める)。合計が出たら一旦手を止めて支払いを済ませ、そしてまた詰め作業。卵や苺とか潰れ易いものは、最後に袋にそっと詰めたいが、この時点では時間がない。時間内に買い物袋に移動できない物は、一旦カートに入れて、さっさとその場を去らなければならない。

レジの人は支払いが終わるとおかまいなしに、次の客にハロー!と挨拶し、スキャンを始める。そして、次の客は早くどいてくれ!といわんばかりに前へ踏み出し、スペースを詰めてくる。だから、慌ただしいったらありゃしない。

先日ドラックストアdmで詰め替え用ハンドソープを買ったが、家に帰ったら商品がどこにもなかった。

またやってしまった。買った商品をレジで忘れた。初めてではない。

お釣りを貰ったところまでは覚えている。お財布をしまうのに気を取られ、商品をとり忘れたらしい。

たまに、レジの人が即座に気付き、ちょっと、商品忘れてますよ!と声を掛けてくれるときもあるけれど、今回は恐らく、レジの人はスキャンした商品を私の目の前に置かず、私の視界から外れたちょっと離れた所に商品を流したのかもしれない。その時私はお金をいじっていて見てなかったんだと思う。

いずれにせよ、私が不注意なだけなんですけど。