ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

義母からまだ貰う前に返品されるクリスマスプレゼント

先日、義母から貰って困ったプレゼントについて記したが、その続きの話ができた。

今回はまだあげてはいない、今月義母が南ドイツに住むもう一人の孫に買ったプレゼントについて。

2週間ほど前に夫が車を出して義母と向かった先は、町で唯一の楽器屋。

義母は店で何か注文をしたらしく、夫も何を注文したかよく知らない(ちゃんと見ろよー)。

それを聞いて、私はイヤな予感がした。また勝手に不要な楽譜を注文したに違いない、と経験上悟ったからだ。

先週、注文品が入ったため、夫は再び義母と楽器屋に向かい、買ってきたのは、

イギリス民謡のリコーダーの楽譜

・・・要らんわ。誰がリコーダー吹くんだよ。そもそも、これを貰う孫はリコーダー習ってないよ。ピアノだよ、習ってるのは。

習っていたとしても、10才の子がイギリス民謡になんかに興味あるか?

聞くところによると、うちの子用にイギリス民謡のヴァイオリンの楽譜も注文したかったのだが、あいにくそのような楽譜は存在しなかったそうだ。よかったー。

明日からロックダウンで店も閉まるので、今日夫は楽器屋に返却しに行くはず。店では派手なリボンまでして包装してくれたのに、返却だなんてばつが悪い。しかも、あの店は現金でなく、商品券で返金される。私、あの店で楽譜買いません。だから、あれだけ言ったのに!楽譜は止めろって。この親子は聞く耳も持たない。

店が郊外にあり返却しに行くのが面倒なので、夫は誰かに売るとか、あげる、とか言いだしたけど、そんなの誰も要らんわ。不要品を押しつけられてもありがた迷惑だよ、と私が言うと、そんなことないよーと夫は反論。いいや、絶対そうだって。お片付けのコンマリさんだって、捨てる服を一方的に知人にあげるのは止めましょうて言ってた。私も同感。あげる方は親切にあげるつもりかも知れないけど、貰った方は結局使わないのを私も知っている。

気に入ってくれるプレゼントを贈るのは意外に難しい。だからこそ、日常よく相手を観察しておくことが必要だ。