ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

再びロックダウン、そしてクリスマスマーケットは中止

欧州各国が続くように再びロックダウンに突入。なんでこんな世の中になっちゃったんだろう・・・(嘆)。

ロックダウン初日の昨日、混雑する時間をずらしてスーパーへ行ってみると、

あらっ、何ら変わりない。

入店規制もなし、トイレットペーパーやパスタ類もちゃんとある。よかった。パニックは見られない。

町へ行ってみても、多少閑散としていたが、飲食店を除く小売りの店は概ね開いていたので、また一安心。春よりは緩い印象を持った。

ある中華料理は店頭に”メニューすべて、テイクアウトで20%オフ”と張り紙が貼れていた。20%も割り引いたら、利益あるんだろうか心配になる。

春のロックダウンでは、眼鏡屋が閉まり、コンタクトレンズが注文できずに困った。小学校からの課題の印刷が多く、トナーがなくなり焦った。今回は2回目だし、マスクも既に生活必需品として根付いているし、自由に外出できるし、現在のところ学校も通常どおり授業があるので、落ち着いている。

が、逆にロックダウンということを忘れてしまい、緊張感がない(私だけ?)

そんな中、残念なニュース3つ。

1.町のクリスマスマーケットは中止になった。

入場料を徴収して、人数制限を設け規制をする決定が一旦下された。しかし、私が暮らす町が住民10万人当たり100人以上の感染者を出している上、今回のロックダウンで、やはり中止となった。ニュルンベルクやフランクフルトのクリスマスマーケットは既に中止を表明していたので、驚きはなく、むしろ納得。

今年は寂しい12月になりそうだ。せめてロックダウンの成果が出て、家族が集まれるクリスマス、正月を迎えたい。

2. 音楽学校のレッスンが再びオンラインへ

先週ピアノ先生は"私はもうオンライン(skype)ではレッスンしないわ!”と仰っていたっけ。色々苦労がおありなんだろう。

ところが、先日ロックダウン前日に「前回ロックダウン時と同様に、skypeでレッスンを行います」と一斉メールが。

レッスンがたった30分でよかった。45分もの高い料金を出してオンラインレッスンだったら、さすがにお金勿体ないと思う。

子供のヴァイオリンのレッスンは、前回はWhatsAppでビデオ録画して1曲ずつ送った。これは骨が折れた。skypeでやってほしい。

3. 私のピアノの発表会が中止になった

発表会といっても、大きな子供(+大人私一人?)だけを集めて少人数で行う計画で、ブラームスが弾いた素晴らしいBechsteinのピアノでドビュッシーを弾くはずだった。発表会がなければ、その曲をさっさと終えて次の曲に行けるはずが、しつこいくらいずっと練習してきたので、ちょっと残念。先生も随分と落胆していることだろう。

コロナ禍で長期的に社会が不安定な中、私はStay Homeでも一人でできるピアノという趣味があり本当によかった。