ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

新トレンド?青年のお祝い

昨夜、娘が見る子供用のニュース番組で、カトリックでもプロテスタントでもない14-15歳の子供たちが"Jugendweihe(青年のお祝い)"を祝う様子を見た。

カトリックでは小学3年生、プロテスタントでは14歳で、教会の仲間として正式に迎えられるお祝いがある。親戚一同集まる盛大なお祝いで、子供たちはプレゼントを沢山貰う。うちの娘も近所の方からお金(5-10Euro程度)まで頂いた。日本の七五三を想像して貰えればよい。

しかし、カトリックとプロテスタントに属さない子供たちはお祝いがない。そこで、できたのが"Jugendweihe(青年のお祝い)"というやつらしい。

北ドイツRostockでのセレモニーがレポートされていたが、公園にある大きな公共ステージで、希望する子供たちとその家族が集まり、一同にお祝いをしていた。もちろん主催する誰かがいる。

要は、こう言っては何だが、子供たちの成長を祝いたい、自分たちもお祝いされたい、という希望から出来たセレモニーなのかな。日本のハーフ成人式を連想した。ないなら何か機会を作っちゃえ!感溢れる新しい試みだ。

セレモニーに参加した青年たちは、女子は床スレスレまで長いカクテルドレス、男子はスーツに身を包み、誇らしげだった。ある女の子がインタビューで、「これで大人の仲間入りができるから嬉しいわ♥」と答えていた。成人は18歳だ。気分だけはすっかり大人らしい。