ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

コロナ後のホテル朝食ビュッフェは何も変わってなかった

ヘッセン州は今日で6週間の夏休みが終わる。娘(今度から小5)は期間中よく遊んだし、まーあ、1回も勉強しなかった!この子を見ると、夏休みが大幅に短縮された日本の子供たちが可哀想に思え仕方ない。

夏休み中に2回ほど家族で遠出した。現地ではアパートメント(Ferienwohnung)に泊まったが、目的地まで遠いため、道中4回ほどホテルに泊まった。最初はホテルに泊まると他の人もいるし、コロナ感染を少し心配していたが、部屋に入れば誰もいないし、最初にドアノブなどを殺菌用ウエットティッシュで拭けば少し安心もできる。実際は不安に思うほどのものではなかった。

コロナ感染が最悪だった頃、子供用TV番組で、ビュッフェでは客が共通のスプーンなどを使って料理を取り分けたり、飛沫が料理についたりして、容易にウイルスは拡大するという実験を見た。そのため、宿泊するホテルでこれまでのビュッフェ方式を提供するのであれば、ホテルで朝食をとらずに、町のパン屋で食べようと心に誓っていた。

その一方で、朝食ビュッフェではさすがに何らかの対策がされているのではないかと期待していた。

しかし、4回泊まったところ、どのホテルでもこれまでと同じビュッフェが提供されていた。席はさすがに間隔を置いていたりしたが、食事そのものは、共通のトングなどで料理を各自取る仕組みは変わっていなかった。

どうなのかなー

普通に食べてる人もいたから、みんな気にしてないのかな・・・(私としては信じられない)

その実験番組では、ビュッフェの際、客が各自取り分けるのではなく、取り分ける人がいて、その人から料理を貰えば、ウイルス拡大はかなり防げる、とも言っていた。もしそのようにすると、張り付くホテルスタッフが必要になるからコストがかかる。だけど、世界的にこうなった以上は、それも仕方ないのではないかなと私は思うのですが。

もうしばらく、宿泊先の朝食はパン屋でとるかな。

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