ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

飲食店で個人情報を求められる

コロナ関係である新しい規則についてニュースで見た時には信じがたかったが、昨日それが真実であると知った。

それは、

カフェやレストランでは、感染の追跡のために、顧客の個人情報(名前、連絡先)を店から求められるようになったこと

日曜日の午後、森のレストランにワッフルを食べに出かけた。外に席があるため、まあいいだろうと出かけた。一応電話でオープンしているか確認したら、時間予約を求められた。

席に着くと、メニューが出てこなかった。メニューは色々な人がべたべた触るし、その度に消毒するのも手数だろう。メニューはマスクと手袋をしたウエイターが口語で伝えてくれた。その他、QRコードでもメニューを読み取れるようになっていた(新しい試みだ!)。

そして、手渡されたのはこの用紙。これを記入しろと。

顧客データ、世帯毎に記入のこと”(太線とアンダーライン付)

日付、時間、テーブル番号

名前、住所(通りの名前、番地も)、電話番号、携帯番号

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なんだかなー。せめて名前と電話番号だけでいいんじゃないですか?通りの名前や番地まで本当に必要ですか?

この店では世帯ごとの記入だが、我が家の近所のカフェでは、来た人すべてのフルネームの記入まで求められるそうだ。

そこまでやるか!

プライバシー保護と感染拡大防止のバランスが難しくなってきた。

考えてみれば、これまでレストランの予約時は名前と電話番号を当然として伝えていたが、今回のようにコーヒーを飲むだけで、電話番号の他に詳細な住所まで聞かれるのは、ちょっとすっきりしない。

やっぱりまだしばらくは、自宅飯、自宅カフェで済まそうと思った。