ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

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学校再開に関して右往左往

金曜日、裁判所と州から正式に学校再開のGo!サインが出たので、厳格な衛生管理の下、小4の娘は月曜日から2ヶ月ぶりに登校できることになった。

時間割が担任から送られてきた。この時間割も今まで3回も変わった。先生方も州の政策に振り回され、その度に調整を余儀なくされた苦労が窺える。

時間割を見ると、授業が本当に少ない・・・。週たった20時間のみ。小学1年生並の授業数だ。コロナ前に戻るとは思っていなかったが、2回目の時間割変更ではもう少し授業があった。最終的には、ここまで少なくなるとは・・・。

5月残り2週間は小4年生2クラス(全32人くらい)だけしか登校しないので、もっと授業すればいいのに。それも許されないのか。しかも、22日金曜日は祝日の木曜日と土曜日に挟まれていて休校になる。普通はこの休みは取り消しになるでしょうに。

そういえば、ヘッセン州の教育相からの保護者向けの手紙にはこう記されていた。

『小4は最初の2週間で20時間/週の授業、6月から小1-3年も加わると、登校と自宅での混在学習をこれまで通り継続します。』

担任によると、6月からはたった約6時間/週だけは学校での授業、残りは自宅学習になるそうだ。

うわー、自宅学習まだ続くんだ、これじゃ、あんまり今までと変わらないじゃん!

メインは自宅学習、たまに学校に行って、成果をチェックして、新しい学習テーマについてさらっと説明だけするのか。

落胆したものの、仕方ない。感染した子供に川崎病に似た症状が出るケースもあると聞く。やっぱり怖いから、慎重に慎重を重ねたスタートになるか。

先生は授業の負担は減るが、それ以外の任務(衛生管理など)が増えるし、この状況で下期の成績をつけなければいけないのも気の毒だ。もちろん、成績付けられる子供も同様だ。

あと1か月半で小学校卒業の娘。子供たちの進学先もバラバラだ。4年間クラス替えなしで共にしたクラスメートや担任との関係は、このままフェードアウトになってしまうのか。