ドイツ、暮らしてみたらこんなトコ

ドイツ暮らし17年目。今更ながらのあれこれ

娘の誕生日会開催について。学校休校で困った!

昨日(金曜)夕飯時に、新型コロナウイルスの感染ため、月曜日からイースター休暇までヘッセン州全ての学校が休校となると聞いた。バイエルン州などは金曜の昼には同様の決定を発表していたが、ヘッセン州は子供達の下校後に決定した。

娘の誕生日パーティーは、当初一週間前の土曜日に開催するはずであった。

しかし、当の本人が木曜夕方に高熱を出したため、招待した子供達と保護者に早々と連絡し、3月最終の週末に延期する旨伝えていた。

しかし、周知の通り、ここへ来てコロナウイルス感染者数が、ドイツでもあれよあれよという間に急増した。イタリアの現状をTVで見たドイツは人はさすがに『遠くのアジアで起こっている他人事』から、急速に危機感を持ち始めた。そして、いつの間にか欧州がパンデミックの震源地となってしまった。

延期した誕生日パーティーをどうする?という話だが、我が家で話し合い、休校になるくらいだから事態は深刻だ。それに、もし我が家のパーティーを通じて子供達とその家族に感染してしまったら、本当に申し訳がつかない。今はリスクをとるのは避けた方が賢明だとの結論に至り、再度延期することにした。

ところがだ。

娘のクラスメートで、娘より誕生日が一週間後の子がいる。今日その子から、誕生日パーティーの招待状が届いた。

えっ、コロナで大変なことになってるのに、パーティーするの?と驚いたと同時に、さあ困った!

内心、そんなパーティーにうちの子を誘わないでよ・・・集団感染したらこのホスト家族はどう責任とるつもりなのだろう、とさえ思った。

そのパーティーには10人くらいの子供が呼ばれているらしい(参加の可否は不明)。2-3人の小規模なら考えるが、さすがに10人となると、集団感染が頭を過ぎる。

しかも、我が家ではパーティーを延期するのに、他人のパーティーに参加するとなると一貫しない。ここは心を鬼にして、はやり欠席させるのが筋だろう。

問題は、それを小3が納得するかどうかだ。コロナ感染が深刻である事情は理解しているが、どうしてもパーティーに行きたい感情が優先してしまう。他の家庭の子供はパーティーに来て、うちの子だけが欠席という可能性だってあるかもしれない。でも、やっぱり今は時が悪すぎる。ごめん、やっぱり行かせられないや。